対人賠償保険
対人賠償保険とは、自動車事故によって他人(搭乗者(家族は除く)・歩行者・他の自動車の搭乗者など)にケガを負わせたり死亡させ、法律上の損害賠償責任を負うことになった場合に、自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)で支払われる保険金を超える部分に対して、保険金が支払われる自動車保険の任意保険のことです。-対人賠償保険が必要なわけ-
自動車事故を起こして他人を死亡させてしまった場合には、被害者の年齢や年収(社会的地位・職業)によっても異なりますが、1億を超える賠償額どころか、判例では2億を超える賠償額もあるのです。
そんな場合に自己負担でこの賠償額を支払える人はほとんどいないので、この対人賠償保険で万一のために備える必要があるのです。
もちろん強制加入の自賠責保険でも補償されますが、自賠責保険での補償の範囲は、「死亡補償額3,000万円」「後遺傷害4,000万円」「傷害の場合120万円」で、実際に死亡事故の約60%が3,000万円を超える賠償となっていますので、自賠責保険だけでは十分とはいえません。
もしも対人賠償保険に加入してなく、自動車事故で他人を死亡させてしまい、賠償額が1億円の場合には、自賠責保険の補償額を超える7,000万円は自己負担になってしまうのです。
死亡だけでなくケガをさせてしまった場合にも、治療費・慰謝料・治療中の休業損害などで、自賠責保険で支払われる120万円を超えることは少なくないのです。
これらの万一に備えるためにも対人賠償保険はとても重要で、事実、任意の自動車保険加入者の約70%が対人賠償保険に加入しており、もっとも重要な自動車保険だとされています。
-対人賠償保険の補償の範囲-
自動車事故により他人を死傷させてしまった場合に、自賠責保険を超える部分についてのみ保険金が支払われます。
・死亡の補償費
・傷害の治療費
・慰謝料
・治療中の休業補償
また保険会社によっては、保険金額とは別枠で、対人事故に伴って被保険者に発生する臨時費用(見舞金・香典・示談交渉のための費用・裁判時の争訟費用など)が支払われる場合もあります。
補償範囲は加入時に任意に設定できますが、「無制限」にしておくのが一般的で、よく「自分は無制限の保険に入っている」などといっているのは、この対人賠償保険(または対物賠償責任保険)のことをさしています。
自分のことはもちろんですが、事故を起こしてしまった場合の被害者の事も考え、対人賠償保険にはできるだけ加入し、補償範囲も無制限に設定することが良いでしょう。
-対人賠償保険が支払われる場合-
・義理の父母が被保険自動車を運転し被害者となった場合
・無免許運転により自動車事故を起こした場合
・酒気帯び運転により自動車事故を起こした場合
・麻薬等服用中により自動車事故を起こした場合
対人賠償保険では、被害者救済の観点から、無免許運転・酒気帯び運転・麻薬等服用中による事故であっても保険金が支払われます。
もちろんこの場合でも、免許取り消し等の行政処分が科せられたり、業務上過失致死傷罪等の刑法上の責任を負わなければならないことはいうまでもありません。
ちなみに1回の事故で被害者が複数の場合は、1名につきそれぞれ保険金額を限度として支払われます。
-対人賠償保険が支払われない場合-
・被保険自動車の運転者本人はもちろん、父母、配偶者、子供などの家族が死傷した場合
・家族が同乗中の場合はもちろん、家族をひいてしまった場合
・故意の場合
・台風、洪水、津波、地震などの自然災害の場合
・戦争、暴動の場合
・被保険者の業務に従事中の使用人が被保険自動車を使用し被害者となった場合
・被保険者の了承のもと、被保険自動車を使用した友人が被害者となった場合
被保険自動車を友人・知人が運転し、事故を起こしてしまった場合には、運転していた友人・知人が死傷してしまった場合はもちろん、記名被保険者(契約者本人)が助手席などに座って死傷してしまっても対象外となります。
しかし、運転者以外の友人や知人が後部座席などに乗っていた場合に、事故を起こし死傷した場合には対人賠償保険の対象となるのです。
対人賠償保険はあくまでも他人の被害者保護が目的の自動車任意保険で、記名被保険者や家族などの搭乗者がケガした場合の補償に備える場合には、搭乗者傷害保険や人身傷害補償保険に加入する必要があります。
またこの対人賠償保険は、保険会社によっても内容が多少異なりますので、事前に確認しておきましょう。
事故対応満足度ランキングNo.1
顧客満足度ランキングNo.1(オリコンランキング)
お問い合わせ窓口格付調査No.1
ネット経由の申込で最大4,500円割引き!
保険料の安さは業界TOPクラス!
↓ ↓
三井ダイレクト損保の自動車保険